人は見ている

前にも同じ様な事を書いた事があると想います。
ニュアンスは、違ったかも知れないけれど･･･。

何でかと言うと、私はそれで孤独感から救われたからです。
何事に対しても、不満、イライラが募っていて、先輩･同僚･後輩にぶつけていた。
自分をさらけ出せば、壁や障害無く付き合える、「俺ってこうですから」って店開きさえしていれば、人は理解してくれると考えていた。
物事をハッキリ言いたかった事もあり、毒舌もあって･･･。
その反動で、周りから孤立して、自分を理解して貰えないイライラが覆い被さる様になっていた。

ある時、一人で作業していると、全く関係の無い先輩から声を掛けられて、「おまえは良いな～ハッキリしてて羨ましい、でもな･･･・」と諭された。
この時、嫌だとは感じず話を聞いている内に「見られている」事に気付いた。
日頃、あまり関係しない先輩だから立ち止まって聞いていたのかも･･･。
そうなんだ･･･俺は見られている。
上手く説明できませんが、変るキッカケになったエピソードです。

自分の無力さ、肺炎をこじらせて入院した時に駆けつけてくれ、退院したら退院祝で飲み騒いだり、離婚して困った時に無償で助けてくれる人のありがたさ･･･。
一人で生きてやると息巻いていた自分が、この事があってから、相手の事を考える様になって行ったのかも知れません。

性分は、そんなに直ぐには変らないのでしょうか～　今での変って無いかも知れませんが･･･。
歳をとったな～　角が取れて三角から四角になったとか言われる様には･･･なりました。
丸になるのは、いつの事か～！！